トイレのつまりがスッポンで治らない理由の説明。スッポン(ラバーカップとも言います。)ではトイレの詰まりが治らない時もあります。そんな時はどうすればいいの?どんな時?など、スッポンで治らない状況やその時の対象方法をご説明いたします。トイレの詰まりはいろいろなケースがございます。
この記事の監修
水廻りサポートセンター(株式会社レクト)
愛知・岐阜・三重・静岡の中部地方の水道トラブル修理・交換専門業者です。設立15年、累計施工10万件以上の実績と経験から水回りのお役立ち情報を発信しています。サービスの紹介はこちら
急なトイレのつまりを目の前にして、まず真っ先に思い浮かべるものと言えば、スッポンではないでしょうか。
私たちプロの業者でも使用しているこのスッポン。
意外にも世間では「治らない」というイメージがついてしまっているようですが、そこには2つの理由がありそうです。
[理由その①]
使い方 ~スッポンを正しく使えば、トイレのつまりは解消する!~
スッポンの正式名称は「ラバーカップ」といいます。他にも吸引カップやキュッポンなど、さまざまな呼ばれ方をしていますね。
実は、このスッポンを上手に使うにはちょっとしたコツがあるのです。難しいものではありませんので、正しい使用方法を覚えておいてください。
スッポンには和式用と洋式用がある!
あまり知られていませんが、和式トイレと洋式トイレでは、使用するスッポンが違います。皆さんが一般的に思い浮かべるスッポンは、恐らく和式トイレ用でしょう。
洋式トイレ用のスッポンには、ラバーの内側が空洞ではなく出っ張りがあります。
ネットショップなどでも、はっきり「どちら用」と書かれていない商品を多く見かけます。さらには、写真は「洋式用」のスッポンなのに和式トイレでも洋式トイレでも使えるようなニュアンスで説明されている商品まで…!
購入の際には、出っ張りのあるなしをよく確認して、ご自宅のトイレに合ったスッポンを買うようにしてくださいね!
スッポンを使う前に、これだけは準備しておこう!
スッポンの正しい使い方の前に、トイレのつまりを治す際に用意しておきたいものをご紹介しておきます。
・便器の水を取り除いたり足したりするためのバケツ
・水や汚れを拭き取るための雑巾
・床が汚れないように敷いておく新聞紙
バケツは、便器の水位を調節するために必要となります。使い方は後ほど。
雑巾や新聞紙は、聞けば「当たり前」と思うかも知れませんが、慌てていると意外と忘れがちですので、ご注意ください。
また、ゴミ袋を割いて一枚の大きいビニールにし、真ん中に穴を空けてスッポンを差し込んでから使用すれば、水の飛び散りを最小限に防ぐこともできます。
そこがだめ! スッポンの正しい使い方①
それでは、スッポンの正しい使い方をご紹介していきましょう。
便器の中に残っている水の量は、スッポンをトイレの排水口に当てた時に、ちょうどラバー(ドーム)の部分がすっぽり浸るくらいがベストです。
最初に、バケツを使って水位を調節しておいてください。
なぜかと言うと、スッポンの仕組みは水とラバーで真空状態を作って、引き抜く際の圧力で詰まったものを取り出すから。スッポンが便器と密着し、余計な空気が入らないよう水で蓋ができている時こそ、最大限の力を発揮してくれるのです。
そこがだめ! スッポンの正しい使い方②
もう一つのコツは、力を入れるタイミングです。
先ほど「引き抜く」という言葉を使いましたが、スッポンはトイレに詰まったものを引き出すための道具です。
スッポンに必要なのは、押す力ではなく引く力。
なので、あくまでもスッポンを便器に押し当てる時に力は必要ありません。
余計な空気が入らないよう静かに密着させ、ゆっくりと押してラバー部分をへこませます。
そして、力を入れてグッと引っ張るのです。それを数回繰り返せば、詰まりが取れてトイレの水が流れ出します。
使いっぱなしはだめ! スッポンの正しいお手入れ方法
トイレの詰まりが治って、これでおしまい…ではありません!
使用したスッポンはきれいに洗っておかないと、コバエなどの虫が湧いたり、雑菌が繁殖してニオイの原因になったりしてしまいます。
でも、洗う時は水だけにしてください。
スッポンはゴム製です。洗剤や漂白剤を使うと傷みが強く、その分、劣化も早く進んでしまうのでNGなのです。
洗い終わったら外で天日干しをしておけば、水だけでも十分に衛生面を保つことができますよ。
[理由その②]
原因 ~スッポンで治るトイレのつまりと、治らないつまりがある!~
トイレのつまりがスッポンでは治らない2つ目の理由として、そもそもスッポンでは取り除くことができないものが原因となっているケースが考えられます。
トイレのつまりには、スッポンで治るものと治らないものがあるのです。
スッポンで治るトイレのつまりの原因は?
スッポンでトイレのつまりが治るのは、本来は流れるような小さなものが何らかのきっかけで配水管内に留まってしまったり、水に溶けるはずのものが溶け切る前につまってしまったりといったケース。
子どもが遊び半分で大量に流してしまったトイレットペーパーや、トイレに流せるウェットティッシュなどが原因のトイレのつまりは、スッポンでも十分に解消することができます。
こんなトイレのつまりは、スッポンでは治らない!
一方、誤って流してしまったものが溶けないものだったり、大きかったりすると、スッポンではトイレのつまりを治すことができません。排水口や排水管よりも更に奥に原因がある場合も、つまりを解消するには便器を外す必要が出てきます。
実際、腰に貼っていた「貼るホッカイロ」がズボンを下げた際に落ち、知らないうちに流してしまったというケースがありました。排水管の内側にくっついていれば水は流れるのですが、何かの拍子で管を塞ぐようにして留まってしまったのでしょうね。
スッポンでは治らないトイレのつまりは、速やかに業者に連絡しよう!
スッポンは、一度に何度も使用するとトイレの故障にもつながりかねません。
スッポンを数回試してみてもトイレのつまりが治らない場合は、便器を外す必要のある原因の場合がほとんどです。
そんな時は、すぐに水道修理業者に連絡してください!
愛知・静岡・岐阜・三重の
水のトラブル最短30分駆けつけ!
水漏れ・つまり・修理など水のトラブルは、
私たち「水廻りサポートセンター」にご依頼頂けます。
水道トラブル 税込5,500円~!
さらにネット限定 3,000円割引中!
トラブル内容により部品代・処分費が必要となる場合がございます。
私たちが選ばれ続ける理由
- 24時間365日、いつでも受付
- 必ず見積もり・ご納得後に作業
- 安心の水道局指定業者
- 地元で選ばれ続けて設立15年
- 累計10万件の豊富な実績
- 有資格者多数在籍で高品質
- 無償の工事2年保証
お喜び頂いたお客様写真や口コミを多数公開中!
ぜひ一度、私たちの水道トラブルサービスもご検討ください。