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愛知・静岡・岐阜・三重の水道トラブルは水廻りサポートセンターにお任せ

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水廻りサポートセンター(株式会社レクト)

この記事の監修

水廻りサポートセンター(株式会社レクト)

愛知・岐阜・三重・静岡の中部地方の水道トラブル修理・交換専門業者です。設立15年、累計施工10万件以上の実績と経験から水回りのお役立ち情報を発信しています。サービスの紹介はこちら

台風が過ぎて、少しは暑さもましになってくれたら良いのにな~と、願っている作業スタッフのMでございます。

本日は「排水口や排水管のつまり」についてお話したいと思います。排水口や排水管のつまりで、特に排水管の詰まりは冬にトラブルが多くなります。理由としましては、冬になると寒くなり、台所のような排水では、油汚れが寒さで固まってくるので、冬はそれが原因で詰まりのご依頼が増えてまいります。

ですので、冬になる前に対策を施せば、多少心配も減るのではと考え、このタイミングでブログを書こうと考えました。しかも冬は何かと忙しい時期でもありますしね。それでは話を進めてまいります。本日は台所の排水つまりだけでなく、トイレ以外の排水全般でお話していきたいと思います。少し長くなりますが、お付き合いお願い致します。

 

排水の詰まりはある日突然起こったり、何だか以前より排水の流れが悪いな~と感じ、徐々に流れが悪くなったりと、だいだいこの2パターンで起こります。排水される場所は、キッチンやお風呂、洗面所や洗濯パンと言う、生活する上で必要不可欠な場所で起こります。しかも完全に詰まってしまうと、それら生活で必要な場所が使えなくなります。キッチンなら料理や洗い物が出来なくなり、お風呂なら排水が出来ないので、お風呂が使えません。洗濯排水が詰まればお洗濯が出来ないと言うように、詰まりは緊急性の高い問題現象ゆえ、パニックになりがちで、的外れな対応をしてどうしようも行かなくなるケースがございます。

台所・洗面・風呂・洗濯パンは「雑排水」と呼ぶのですが、これらの詰まりはその詰まり方やその内容・詰まる場所によって作業方法が異なります。症状から原因を突き止めて、その原因を除去するのに適切な方法を選ぶことが大切です。

「なぜ詰まったのか」、「どう直せば良いのか自分ではわからない」、という時には私共のような専門業者に修理の依頼をすることになりますが、その際の専門業者の選び方も大変大事になってまいります。

また、一度排水の詰まりが起こった後は、また繰り返し排水の詰まりを起こさないためにも、予防や対策をすることも大事です。

このページでは、台所・洗面・風呂・洗濯パンいわゆる雑排水の詰まりにまつわるまえぶれ・原因・解決方法・予防方法についてお話したいと思います。是非今後のためにも参考にしてみて下さい。

 

 

 

○排水のつまりはなぜ起こるのか(まえぶれ編)

排水の詰まりは、いろいろなケースが考えられますが、大きく分けると何か固形物を落とす場合と、徐々に流れが悪くなり、詰まりが進行していく場合、それと排水管事態に問題がある場合の3つのケースがございます。

すぐにこの前兆に気づき、早めに詰まり除去の対処をすることが出来れば、深刻なつまりを起こす危険を回避したり、パニックに陥り判断を間違うことなく対応することができます。

お風呂やキッチン、洗面化粧台などのお家の中にある水回りの中でも、特にキッチンは唯一油が流れるで、なおかつ洗剤や残飯と言ったいろいろな物が流れるところなので、排水の詰まりにとっては、特に重要なところでです。

 

台所・洗面・風呂・洗濯パンなどの水廻りは、普段から頻繁に使用する場所なので、詰まりや水漏れなどのトラブルも起こりやすい場所と言えます。

そして、排水の詰まりは水が流せなくなるので、例えばお風呂の場合だとお風呂に入ることが出来ず、それだけですごくストレスにもなります。これらの排水の詰まりには、臭い(悪臭)も伴う事が多いので、それもストレスの一つになります。排水の詰まりは、私達の生活に多大な支障をきたすので、待ったなしの問題でもあります。

 

もし例えば、自分自身でこれらの排水の詰まりと言うトラブルを解決出来れば、余計な出費を抑えるだけでなく、このストレスからも開放され、今後排水の詰まりが起こったとしても、慌てずに冷静な判断が出来ます。

排水の詰まりの解消方法で、多くの場合はラバーカップ(スッポンとも呼びます。)と呼ばれる道具を使用することにより、詰まりを解消させることが出来ますが、(トイレ用と言うイメージがあるので、嫌がられる方もいらっしゃるかと思います。)それでも解消出来ない場合は深刻な問題が発生していることもあります。

ここでは排水詰まりが発生する前に起こる前兆(予兆、現象、症状)などをご紹介したいと思います。今までに排水の詰まりをご経験された方は、その時を思い出しながら見ていただければ、「これだったのか」と思っていただけると思います。今までにご経験のない方は、これをお読みになって、今後の対策にしていただければと思います。

 

 

【排水詰まりの前兆 ケース1】~排水口の水が溢れてくる~

 

台所やお風呂など水を流した時に、普段ならそのまま排水口に流れていくところが、少しづつ排水口に水が溜まってくると言うケースです。普段生活をしていると、おそらくこのような経験を何度かされた方も、いらっしゃるかと思います。これらの原因の大半は、排水口付近で汚れが溜まり、排水の水路を塞いでしまっている事があります。その他には、台所・お風呂・洗面・洗濯パンと言うところは、単なる水が流れているわけではなく、台所では、油・洗剤・残飯。お風呂や洗面は、洗剤・入浴剤・髪の毛やその他整髪料など、いろいろな物が流れていきます。それらがしらずしらずに排水口や排水管に付着し、水路をだんだんと細くしてしまうことにより、水が流れにくくなるのが主な原因です。

これらは状況により、軽度なものから重度なものがございます。中にはこれらの汚れが原因なのですが、直接な原因ではなく、実は排水管事態に問題があると言う場合もございます。このような場合は、主に老朽化や地震の影響が多いと考えられます。

 

どのような原因の排水の詰まり方があるにせよ、早めの対応が望ましいので、まずはこの前兆をいち早く気づくのが先決です。

 

【排水詰まりの前兆 ケース2】~水を流した時に、排水口から音がする~

 

通常水を排水口に流すと、流れ終わりの時くらいに、「ゴボゴボ」と音がする場合がございます。これは必ずどのお家の水廻りでもこの音がするわけではございませんが、この「ゴボゴボ」という音は正常で、むしろ流れが良い場合にする音と言えます。

排水口に水が流れますと、最後に水が引っ張られますので、その時に排水口がゴボゴボと音を鳴らしながら流れていくのです。それでは前兆と言われる音はどのような音でしょうか。

それはいろいろなパターンがございますが、水を流している最中に排水口から「ポコポコ」「ポコ・・・ポコ」というような音がする場合です。良い排水の流れの時の音は、どちらかと言うと「ゴボゴボ」と言う音ですが、こちらの音はもう少し軽い音になります。排水口に水を勢いよく流しっぱなしにしていると、だいたいのお家の水廻りでは、途中に定期的に「ゴボゴボ」と音がしますが、これは正常な音です。先程にも書いたように流れの良い音です。なかなかこの音の判断は難しいのですが、ポイントは「普段の音を聞いておく」と言う事が重要です。普段から排水口に流れていく水の音を聞いていると、通常の時と異常の時の違いがわかります。普段水廻りの排水口に、水が流れていく時に、どのような音で流れていくのか一度注意して聞いてみて下さい。

 

それともう一つが、排水口に水が流れていった後に、聞こえてくる音です。これも判断が難しいのですが、先程にも書いておりますが、普段使用している時でも、排水口に水が流れていった最後には、音がする場合がございます。水が流れきった直後に「ゴボゴボ」と音がするのですが、異常がある時の音は、それよりも先程と同じ用に軽い音で「ポコポコ」と言う音がします。それと通常より少し後に音がする場合がございます。時間にすると私共も正確に測ったわけではございませんが、感覚的な時間でいいますと2~5秒ほど遅れて音がします。

排水口に水が流れ、流れきった後の2~5秒後です。このような音がする場合も、排水口が詰まる前兆と考えられます。まだ軽度の場合も考えられますし、排水管の奥の方で音が鳴っている場合などは、重度の場合も考えられます。この場合の音も、普段から注意して聞いている事が大事です。

このような遅れて音がすることは、通常では基本的にございませんので、まずは正常であれば音が鳴らない。とお考えいただければよいでしょう。

 

【排水詰まりの前兆 ケース3】~排水口から臭い(悪臭)がする~

 

これは特に台所で多いケースです。台所はいろいろな物が流れていくところで、食物の関係の物が唯一頻繁に流れていくところです。どなたでもご経験があると思いますが、排水口や三角コーナーなど、残飯などがあるところは、臭いがする場合がございます。特に夏場は気をつけてこれらのところを、こまめに取替えたりお掃除をしていないと、すぐに悪臭の原因に繋がります。

このような悪臭が、排水口に水を流した時に上がってくる時は要注意です。このようなケースの場合は、実は普段は臭いがしないと言う事が良くあります。普段というのは、水を流していないときです。キッチンの前に立っていても臭いがしません。水を排水口に流した時に、臭いが上がってきます。

どのタイミングかと言いますと、先程の前兆ケース2でご説明しました「ゴボゴボ」や「ポコポコ」と言った音がした時に、臭いが上がってきます。これは単純に、排水口または排水管が汚れているのが原因です。汚れていると言う事は、それだけ汚れが臭いがするほど堆積していると言う事です。排水口であれば手が届くので、簡単にお掃除をすませれば、排水口が原因での臭いは解消されますが、その先の排水管から臭いがしているとなると、その先のお掃除が必要になります。

その他には台所や洗面化粧台で多いのですが、台所の場合はシンクの下の扉を開けた中。調味料やお鍋などが入っている扉の中で、臭いがするケースです。洗面化粧台の場合も同様で、下の扉を開けた中で臭いがする場合です。これは臭いがする原因は汚れなのですが、それとはまた違う原因と言いますか、それだけではない原因もございます。これらの場合は、排水管のどこか途中で隙間が空いているために、臭いが上がってくるのです。これは臭いの原因の汚れを除去するのと同時に、臭いが上がってきている隙間を埋める作業も必要となります。

意外とこのようなケースが、そのまま放って置くと他に影響を及ぼし、それだけの修理ではダメな場合もございますので、この扉の中を開けた時に匂う「臭い」も、普段から注意が必要です。

 

 

【排水詰まりの前兆 ケース4】~水を流した時に音がしない~

 

これは先程の【排水詰まりの前兆 ケース2】~水を流した時に、排水口から音がする~ でご説明しました内容とまったく逆で、今度は音がしないケースです。これは普段使用している時に、排水口に水が流れた時の音を覚えているかが重要なのですが、例えば普段から、洗面化粧台で水を使う時に、排水口に水が流れていった後、最後に「ゴボゴボ」音がしていたものが、「最近そう言えば音がしないな・・」と言うケースです。

このような場合も、排水口が詰まる可能性がございます。これは先程の「前兆 ケース2」でご説明しました

、排水口の流れが良い時の音がする排水口がございますが、これは水が流れる最後に、引っ張られる力が働くので音がしますが、もともとそのような音がしていた場所で、音がしなくなるのは、この引張る力がなくなったと言う事です。ここから考えられるのが、排水管の奥の方で、何らかの原因で排水口の水路が塞がれますと、(この場合汚れがほとんどだと思われます)水がそこで流れを阻害され、今までのようにスムーズに流れていかなくなります。そうすると、普段なら勢いよく排水管の中を流れていった水が、スムーズに流れなくなるので、普段ゴボゴボ音を出しながら、勢いよく流れていた水が音を出さずに流れていくことになります。

これを放っておけば、そのうち段々と水の流れが悪くなり、徐々に排水口に水が溜まってきて、最終的には排水管が詰まると言う事になる可能性がございます。

このケース2やケース4のような、排水口の音と言うのは、排水口や排水管の現在の状況を知るのに、とても重要なポイントとなりますので、先程から何度か書いておりますが、普段からどのような音がするか、もしくは音がしているのか。と言うところを注意することはとても重要です。

 

 

 

 

○排水詰まりの原因

 

そもそもなぜ排水が詰まるのか。もうここまでお読みの方は、おわかりだと思いますが、トイレ以外の排水箇所。台所やお風呂、洗面化粧台、洗濯パンといった水廻りでの、排水つまりの原因の大半は「汚れ」です。

普段から排水口には、例えば台所の場合ですと、排水口にそもそもゴミ受けのかごがある場合がございますが、さらにそこにゴミをキャッチするためのネットをされていると思います。もしくは、三角コーナーをシンクの隅に置いて、残飯などが流れていかないように、そこでキレイに取り除くなど、様々な方法で排水口が汚れないように、工夫を皆様されているかと思います。

お風呂や洗面化粧台でも、最近はゴミ取りネットのようなグッズが市販されております。しかしそのようにいろいろな工夫や努力を重ねても、なかなか100%排水をキレイにするという事は出来ませんよね。

この排水口や排水管の詰まりの原因を理解することは、排水つまりの予防や対策にはとても重要です。昔から市販のパイプクリーナーと言う、排水管が詰まった時に使用する薬剤がございます。液体の物や固形の物まで、最近では様々な薬剤や洗剤がございますが、実はこれらは使い方やタイミングを間違えると、かえって排水の流れをひどくしてしまうことがございます。

 

それと排水管は何もすべて汚れだけが原因で詰まるわけではございません。もちろん汚れ以外にも、排水管の流れを悪くしたり、詰まらせる原因はございます。それは、「排水口に何か物を落としてしまった」と言うケースです。これも実はかなり多い事例でございます。排水口に物を落としてしまった場合は、落としてすぐに気づいた場合で、それが手の届く範囲であれば、それを除去してしまえば済む話でございます。

ただ、この「物を落とした」と言うケースでも知らずしらずに落としてしまっている。と言う事もよくあります。そのような「知らずしらずに落とした」と言うのが、すごく注意が必要なところです。知らない間に物を落とした場合、すぐに詰まるとは限りません。場合によってはそのまま使用できる事もございます。そうすると排水管の中には、落とした異物がそのまま残っているので、当然そこには次から次へと上から排水が流れてきますので、徐々に汚れが溜まって来てしまいます。中には排水管とほぼ同じサイズの物を落としてしまい、キレイに蓋のように排水管を完全に詰めてしまう事例もございますので、これも注意が必要です。

 

その他にも排水を詰まらせる。流れを悪くさせる原因がございますが、排水の詰まりの原因で多いのがこの2点です。これらは軽度な場合と重度な場合がございます。それとこの2点以外で排水管の流れが悪くなる場合などは、わりと原因が簡単ではないという可能性がございます。

まずは排水詰まりの原因を調べていきましょう。

 

 

・排水の詰まりの原因① 排水の構造

 

これは水廻り全般でございますが、まず排水管はトラップと呼ばれる水が溜まる構造になっております。これは排水管から上がってくる臭いや外注を防ぐために、排水管の途中で水を溜めて、それらが上がってこれなくするように、蓋の役割を果たしております。しかし、このトラップの構造が、英語の「S」の字のようになっているので、汚れが溜まりやすい構造になっております。ここは常に汚れる部分と言えますので、特にこの部分のお掃除はこまめにする必要がございます。洗面化粧台は、扉を開けるとすぐにこのトラップが確認していただけると思いますが、お風呂やキッチン、洗濯パンの場合はどこかと言いますと、先程からよく出てきております「排水口」の部分です。キッチンの場合は、ごみ取りネットを被しているところです。お風呂でもキッチンでもこの部分は水が溜まっていますよね。この部分がトラップです。一部の商品では、特に古いタイプでこのトラップがない物もございます。

 

・排水の詰まりの原因② 流しては行けない物を流した。

 

これは当たり前の事だと思いますが、排水には基本的には水や流れていくもの(洗剤や汚れ)以外は、基本的には流してはいけません。それは詰まるからです。もちろん誰でも、詰まらせたいがために排水口に物を落とす方はいらっしゃらないと思いますが、それでも不注意で落としてしまうこともございます。

もしくは知らない間に落ちてしまう事もございます。トイレならまだしも台所やお風呂、洗面化粧台で物を落とすというのは、何でしょうか。ちなみに洗濯パンで物を落とすという事はあまりございません。もちろん今からご説明しますが、可能性は0%ではございませんが、通常洗濯パンの排水口に水を流すのは、人ではなく洗濯機がしますので、不注意で物を落とすと言う事がございません。

話がそれてしまいました。それではまず不注意で物を落としてしまうケースで良くあるのが、指輪・ピアス(イヤリング)・キャップと言った小物系です。子供のおもちゃの部品と言う物もございます。特に指輪を多く落とす場所は、やはり洗面化粧台です。顔や手を洗うときや、お化粧や整髪料を使用したり、洗面化粧台ではこれらの行為を行うことが多く、その時に指輪を外される方も多くおられると思います。この時に誤って排水口に落としてしまうケースです。最近の洗面化粧台では、割と排水口は大きいのですが、その下にしっかりとゴミを取り除くための構造になっているので、割と排水口に落ちにくくはなっているのですが、少し古い洗面化粧台などでは、排水口の中がシンプルなのと、構造上洗面器の横に排水の穴が空いていたりするので、そこにこれらの小物が落ちてなかなか取れなくなるケースもございます。こういった場合は、さらに奥の排水管に流れていかないように、気をつけながら割り箸などで注意して取り除きます。万が一その下の排水管に落ちた場合でも、慌てずに下の排水管(トラップ)に落ちているケースがございますので、そのトラップを外せば大半が落としたものを取り除けます。ただし、このトラップを外す時には注意が必要です。トラップも老朽化でもろくなりますので、トラップを外している際に、破損してしまうことが良くあります。特に金属のトラップの場合は、あまり古く錆びていると、取り外した時や取り付ける時に、壊してしまう事がかなりの可能性がございます。

ですので、このような場合はご自身でなさらずに、専門の業者にご依頼されることをオススメします。

ただし、このように老朽化しているものは、例え専門の業者でも外す時には必ず力が加わりますので、破損をしてしまいます。業者にご依頼するメリットは、そのような破損をしてしまった場合でもすぐに対応が出来ると言う事と、多少なりとも破損に気をつけるコツを知っていると言う事です。

 

・排水の詰まりの原因② 汚れが堆積している

 

ようは汚れで詰まる。流れが悪くなると言う事です。キッチン、お風呂、洗面化粧台、洗濯パンといったトイレ以外の部分の排水のトラブルは、そのほとんどがこれに当たります。トイレは?と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、トイレは汚れで詰まると言う事がまずありません。ないというのは、まずトイレの排水管はほとんど汚れないのです。小便の尿石が溜まると言う事は確かにございますが、これも稀です。小便器が設置されているお家では、この尿石が溜まって排水の流れが悪くなると言う事は、たまにございます。

小便器は排水量が少ないので、尿石が溜まりやすいと考えられます。その為大便器の排水量では、排水管の勾配が取れていない限りは、あまり排水管に尿石が溜まると言う可能性は低いと考えられます。

それでも尿石が溜めっているお家もございます。その場合は何らかの原因が考えられますので、その場合は軽度な作業で解消されないケースも考えられます。大便器の排水管に関しましては、極稀に排水管に汚れが堆積している事がございます。これは汚物が付着して堆積しているのですが、これらを除去する方法は、高圧洗浄機と言う専門業者が使用する専門の機械でしか、まず除去することは不可能と考えていただいて良いと思います。

ただ、トイレはこのようなことがほとんどございませんので、お話は先程の4箇所、キッチン、お風呂、洗面化粧台、洗濯パンで進めさせていただきます。

 

これら4箇所はきれいな水が流れるわけではなく、いろいろな物が流れます。洗濯パンの排水では、衣類の繊維や洗剤。衣類の汚れも流れます。洗面化粧台は、洗剤や薬剤。雑巾を洗ったりちょっとした物を洗ったりするので、流れていくものは多岐にわたります。お風呂はどうでしょうか。お風呂も洗剤やシャンプー、石鹸などが流れます。もちろん髪の毛も沢山流れていきます。キッチンは、何度も出ておりますが洗剤に残飯。それと唯一ここだけに流れる油。やはりこれが一番の原因ではないでしょうか。

それと先程から疑問に思っている方もいらっしゃるかと思いますが、実は洗剤も排水の流れを悪くする原因の一つです。洗剤だけではそのような事にはならないと思いますが、髪の毛やその他の異物に絡んで、さらにそこに汚れも絡まってきますので、結果的に洗剤もその中に含まれております。

このように一つ一つは小さく大したものではないかもしれませんが、様々な物が流れていくのが排水口であり排水管です。毎日汚れた水が流れていくので当然排水管の中は汚れが溜まってしまいます。常に水が流れているわけではございませんので、時間が経つとその汚れが固まり、そこに新たな汚れが付着してどんどんと大きな汚れの固まりになっていきます。これが、汚れが原因で排水のトラブルになるのです。

普段からこれらの汚れの原因を取り除くことが重要で、定期的にお掃除が出来る範囲の部分はお掃除をすると言う事を心がけるのがとても大切です。それとこれも重要なのですが、流してはあまり良くない物を流さない。と言う事もすごく重要です。それと水を沢山使うと言う事です。最近では節水節電が当たり前の世の中になっております。当然いろいろな電化製品や皆様の考えの中でも、「節約」当たり前になっていると思いますが、排水管の事だけを考えると、節水すぎるのはよくありません。先程にも色々と書いているように、汚れや油や洗剤など、様々なものを流れていく排水管です。これらは排水口から流れて見えなくなればそれで大丈夫。と言うことではございません。道路の下には下水道と言う、各家庭の排水を集めて流す配管があるのですが、そこまでこれらの汚れ流していかなくてはならないのです。そうすると節水の少ない水ではどうでしょうか。キッチンから外のマンホールの下にある下水道まで、何メートルあるでしょうか。そこまで流そうと思えばやはり、それなりに水は必要です。排水の維持やメンテンスの為にも、水は沢山流すほうが良いのです。しかし、節水もすごく大切なので、効率よく適切な水量を流しながら、節水をするというバランスが重要になってくるのではないでしょうか。

 

上でご説明しました「原因①」と「原因②」以外の場合が、少し厄介なケースとなってまいります。もちろん物を落とした場合でも、作業が難しくなるケースもございますが、この2点以外で詰まりの原因となりますと、いろいろな事が考えられます。排水管や便器の老朽化に伴う何らかの破損が原因の場合。最近多い地震の影響が、その地震が起きた時にではなく、今になって出てきたと言う場合。その他には地盤沈下や会所桝の破損。埋設されている排水管に、土砂などの異物が侵入しているケースなど、様々な原因があり、これらは調査も作業も大変になるケースがございます。しかし老朽化に関しましては、物には寿命がある以上どうしようもない場合もございます。出来れば何かある前に気がつけば良いのですが、なかなかそうもいきません。

このような場合は、当然専門業者でなくては、調査も修理も出来ませんので、すぐにご依頼をされることをおすすめします。

 

 

○排水の詰まりになりやすい物や意外な物

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ここでは汚れ以外の原因で、こんな物で排水の流れが悪くなるもしくは詰まると言う物をご紹介します。

  • 市販のパイプクリーナー

なぜ?と思われた方もいらっしゃるかと思いますが、これは使用方法やタイミングを間違えると、本来の効果が得られずかえって、排水管には良くない結果になる。と言う事です。どういう事かと言いますと、市販のパイプクリーナーは詰まった時に使用すれば、詰まりが解消されると言う事で販売されているかと思いますが、概ね間違いではございません。しかし排水管が汚れているのは、排水管の一部分ではございません。

例えば台所の排水管は、台所からスタートした時点では細い排水管です。そこから途中でメインの太い排水管につながるのです。お家によってこの排水管の長さは違いますが、何メートルと言う長さの排水管があるなかで、汚れが溜まっているのは一部分ではございません。排水管全体的に汚れは溜まっております。そこで市販のパイプクリーナーを例えば1L流したとして、それらが何メートルも溜まっている汚れを全部溶かすでしょうか。

それはなかなか難しいと言えます。無理と言ってもいいでしょう。市販のパイプクリーナーは、当然薬剤が届いた範囲内でしか、汚れを溶かさないので、手前の部分の汚れを溶かしたとして、その後に一気に水を流したらどうなるでしょう。溶けた汚れがその先の溜まった汚れに、またひかかりそこで詰まってしまいます。

恐らくパイプクリーナーを使用した後に、排水の詰まりが酷くなったと言う方がいらっしゃるかと思いますが、原因はこれだと思われます。

もう一つは時間を置き過ぎると言う事です。だいたい説明書には30分~1時間と記載してありますでしょうか。

それらの時間はやはり守らないといけません。中には寝るときにパイプクリーナーを流し、朝に水を流すと言う方がいらっしゃいますが、これも汚れをせっかく溶かしても、その先でまた固まってしまうので、効果がまずないと考えられます。ですのでキッチンと時間は守って水を流すことをおすすめします。

このパイプクリーナーを使用した後に、排水の流れが悪くなったと言うご依頼は、たまにありますので注意が必要です。

 

 

  • お掃除のブラシや小さなスポンジ

 

これは誤って流してしまうケースで多い物です。まずブラシは、排水口の汚れを落とすのに、棒やワイヤーの先に細長いブラシが付いているタイプです。排水口を開け、中の排水管を見ると汚れが溜まっている為、そこに無理に奥の方までこのブラシを突っ込みごしごしとお掃除をしていると、何かの拍子にこの先端のブラシだけがひっかかり、ブラシの部分だけが奥の排水管に詰まる事がございます。これは結構あります。汚れが見えるとついついお掃除したくなりますよね。でもあまり無理をして、ブラシがひかかり詰まってしまっては、せっかくの詰まり対策が逆効果です。中にはブラシが取れて、棒やワイヤー部分で排水口の下の、蛇腹ホースを破ってしまうケースもございますので、注意が必要です。

もう一つは小さなスポンジです。これは最近水とスポンジだけで汚れが落ちる。と言うスポンジがございます。市販されている物は、サイズは様々ですが、中には切れ目が入っていて、小さくして使用出来る便利な物もあります。

汚れをこすっているうちに、そのスポンジはだんだんと小さくなっていくのですが、この小さくなったスポンジが、知らない間に流れて行って、排水を詰まらせてしまう原因になるのです。スポンジでお掃除すると言うことは、まず届く範囲の掃除なので、排水口部分になると思いますが、その下の排水管には先程から書いております通り、汚れが堆積しております。その汚れの部分にこのようなスポンジがひかかると、流れが悪くなり最悪は詰まってしまいます。お掃除をする時は水を流しながらしたりする時があると思いますが、そのような場合は流れに乗って、うっかり流してしまう事も考えられますので、このようなスポンジを使用する時も、注意が必要です。

 

  • 歯ブラシ

これも先程のお掃除の時にながしてしまう物の一つです。よくお風呂や洗濯パン、キッチンの排水口をお掃除するのに、使用済みの歯ブラシを使われるお家がございます。ちょうどお掃除するのには便利な形状になっているので便利なのですが、たまにうっかり落としてしまうケースがございます。

歯ブラシのよううな細い物は、そん時すぐには詰まる事は少なく、最初は普通に使用できます。しかしそのまま放っておくと、歯ブラシにだんだんと汚れが堆積していき、流れが悪くなり最終的には詰まりの原因になります。洗面化粧台で使用したり、キッチンのシンクの近くに置いていて、知らない間に落としてしまうと言う事も考えられますので、くれぐれもこの歯ブラシも注意してください。

 

  • ドラム式洗濯機

 

これもえ「え?」と思われるかもしません。ドラム式洗濯機が排水管に詰まる訳がございませんので、この洗濯機が詰まる訳ではなく、このドラム式洗濯機から流れる排水が問題なのです。どういう事かと言いますと、このドラム式洗濯機が全部とは言いませんが、最近の洗濯機は昔の物と違い、節水になっております。昔の洗濯機は大量の水で何回もすすぎをして排水をしますので、汚れがその大量の水によって薄まっているのです。しかし最近の特にドラム式洗濯機で良く思うのですが、節水すぎるためその少ない水量で汚れを流すため、汚れが少ない水の中に圧縮されている為、排水口や排水管が詰まりやすくなっております。現にドラム式洗濯機をご使用されている排水口の汚れは、昔の洗濯機の排水の汚れとは、質が違います。少し硬く凝縮されているような汚れになっております。

確かに考えてみれば、例えば1Lの汚れを、10Lの水で流すのと5Lの水で流すのを比べると、当然5Lの水の方が、汚れは流れにくいし、水量が少ない分水の中に汚れの量は多いですよね。ですので、先程「排水の詰まりの原因② 汚れが堆積している」でも少しお話しましたが、節水すぎるのはあまりよくないと言うのがこれに当たります。洗濯機の排水が特に分かりやすく、節水の影響を受けていると思われます。

それとマンションで特にあるのですが、マンションの場合洗濯パンを使用しているところが多いのですが、この洗濯パンの上にドラム式洗濯機を置くと、洗濯パンのサイズにもよりますが、洗濯パンと同程度のサイズの洗濯パンを使用されているお家は、排水口がドラム式洗濯機によってふさがれているところがあります。通常の洗濯機もふさがれてしまいますが、まだ何とか移動をさせる事が出来ますが、このドラム式洗濯機は凄く重量があり、70~90㎏程の重量がある物もございます。その為、一人ではなかなか動かせません。そうすると、まず日々の排水口のお掃除が出来ないだけではなく、マンションは年に1回排水管清掃があると思いますが、その業者様もドラム式洗濯機がある事により、排水口のお掃除が出来ないと言うケースがございます。そうするとドラム式洗濯機を置いた時点で、極端な話をすると、次に洗濯機を買い替えるまで、排水口のお掃除が出来ない。もしくは排水口のお掃除の頻度が、激減すると言う事になります。

特に洗濯機の排水の詰まりは危険で、実はキッチンや洗面化粧台などは、使用中はまず使用されている人がそこにいてますので、万が一排水が詰まって溢れても、すぐに気づくのですが、この洗濯機の排水が詰まった場合は、洗濯機のタイミングで一気に排水をしますので、そのタイミングに人がいてないので、排水が詰まって溢れたとしても、止める人が誰もいてません。ようは排水が流れきるまで、水が流れてきますので、洗濯パンから溢れて下の階に水が漏れると言うケースがございます。

これは珍しいケースではございません。ですので、洗濯機の排水口はまずはふさがないと言う事が大事で、出来れば多い水で洗い流すと言う事が大事です。これは浴槽の場合でも言えます。浴槽にお湯を溜め、使い終わった後に栓を抜き、浴槽の水を排水しますが、流れきるまで見てるわけではないですよね。浴槽は何百Lとあるので、こちらも排水口が詰まっていると知らない間に溢れて、下の階に漏れると言うケースもございます。これらはくれぐれも注意が必要です。

 

 

  • 食器やパック

これは凄く稀なケースですが、このケースになってしまうとかなり大変になるので、あえてご紹介したいと思います。

洗い物をこまめにされる方やすぐにされる方は大丈夫と思われますが、シンクに洗い物を溜めて後で洗う時などございますよね。時にはそのシンクの中に、食材が入っていた袋やパックも置いている場合もございます。その時に洗い物は、水につけておくと後で汚れが落ちやすいので、水に付けたりする場合があると思いますが、この水を忘れて流しっぱなしにしていたり、何らかの原因で水が蛇口から出っぱなしになっと時が問題です。

これは過去に本当にあったケースですが、シンクに洗い物のお皿を置いていたのですが、何らかの原因で蛇口から水が出っぱなしになりました。そうするとお皿が水に流されて、そのまま排水口に流れていきます。排水口よりお皿の方が大きかったのでお皿が完全に、排水口のフタをしてしまい、水がまったく排水されなくなりました。そうするとどうなるか。水は蛇口からどんどん出てきますが、その水はまったく排水されないので、シンクに水がどんどんと溜まり、そのままシンクから水が溢れて水が床にこぼれました。水はまだ止まりませんので、そのまま下の階にも漏れていき、結果的にマンションの5階から1階まで水浸しになってしまいました。

すぐに気づいて水を止めれば良いのですが、この時もその場に誰もおらずに気づくことが出来ず、かなりの漏水事故になってしまいました。こういうケースも中にはございますので、シンクにはあまり食器や袋、パックなど水に流されて排水口を塞いでしまわないように、すぐに洗い物をするなど、注意が必要です。

 

 

 

○排水の詰まりの対処(解消)方法

排水の詰まりはその状況によっては、素人の方でも簡単に解消(除去)出来る場合も、多々ございます。ただし、あまり無理をして余計に詰まるような事がないように、先程「○排水の詰まりになりやすい物や意外な物」でご説明しました内容を元に、ご自身で出来る範囲内で、排水の詰まり除去を行ってみましょう。

 

  • バケツのお湯を一気に流す。

これは簡単な汚れの詰まりの場合の直し方です。排水口に水が徐々に溜まってきたりした時などに効果的な方法です。まずバケツにお湯を溜めるのですが、あまり暑すぎるとかえって排水管を傷めてしまうので、触って熱いと感じるくらいにとどめる方が良いと思います。もし水が排水口に溜まっているのであれば、時間を置いて水が引くのを待ちましょう。完全に排水口を覗き、下の排水管にも水がないことを確認できましたら、バケツの熱いお湯を一気に排水口に流して下さい。軽度な詰まりの場合は、これで解消される事もございます。しかし、汚れが原因で排水口が詰まっておりますので、一時的な応急処置とお考え下さい。

その後は速やかに、私共のような専門業者にご依頼されるのをおすすめします。

 

それとここで注意が必要な点がございます。洗面化粧台やキッチンの場合は、扉を開けると排水口や蛇腹ホースが見ている場合がございますが、この蛇腹ホースなどは、キッチンや洗面化粧台の下で排水管に接続されております。しかしこの接続がしっかりとされていない場合で、その接続先で詰まっていた場合は、このバケツで一気に水を流すとこの接続部分から水が溢れて、床下から水が流れてくることがあります。ですので、この方法をする場合は、一度排水の接続部分がしっかりしているか確認する。もしくは一気に流すのではなくゆっくりと流し、様子を見るなどする必要がございます。もし不安な場合は、無理をせず私共のような専門業者にご依頼されるのをおすすめします。

 

  • ラバーカップを使用する

ラバーカップと言いますとトイレの詰まりで使用するものと言うイメージがあると思いますが、これは排水口の詰まり全般に有効です。一度トイレで使用したものは使いにくいかもしれませんが、新品なら問題ありません。使い方は簡単です。排水口にラバーカップを被せて押し込み、その後一気に引きぬきます。トイレの詰まりの除去方法と一緒です。この時に排水口は水がない空の状態にする必要はありません。むしろ幾分か水がある方が望ましいです。これを数回行うと、軽度な詰まりの場合は解消されます。しかしここでも注意が必要です。

先程の「①バケツのお湯を一気に流す。」の注意点と同様で、蛇腹ホースなどが排水口に接続されている先で詰まっている場合は、この接続部分から水漏れを起こしたり、もしくはあまり無理にラバーカップをすると、この接続部分が外れてしまう可能性もございますので、作業が終わった後はこの接続部分から水がもれないか、もしくは外れていないのか確認が必要です。

ここでも無理は絶対禁物ですので、不安な場合は専門業者にご依頼ください。

 

  • 市販のパイプクリーナーを使用する。

これは上の「○排水の詰まりになりやすい物や意外な物」の①でご説明しました通りです。使い方を間違わなければ、軽度の詰まりには一定の効果があると考えられます。

ただ、市販のパイプクリーナーはつまり除去で使用するよりかは、予防対策として使用される方が良いと考えております。先ほどもご説明しました通り、使い方を間違うとかえって余計に詰まりますし、排水管全体の汚れを落とすには無理があります。ですので、普段から定期的に汚れが付かないように、もしくはまだ汚れが少ししか付いていないときに、使用するのが良いと思います。普段から定期的に使用すれば、排水管の汚れも溜まりにくくもなりますし、そうすると詰まりの予防にもなります。排水管が綺麗な時は、パイプクリーナーも奥の方まで流れていきやすいのではないでしょうか。

そうすると奥の方の汚れの予防にもなります。ですので、詰まった時に使用するのではなく、予防対策で使用する事をお勧めします。

 

  • ワイヤーブラシを使用する。

 

これは市販されておりますが、ホースクリーナーなど呼び名はいろいろですが、金属のワイヤーの先にブラシが付いていてそのブラシを排水管の中に入れて、直接排水管をお掃除します。長さも1ⅿを超えるものもございますので、かなり有効と思われます。でもこちらも注意が必要です。排水管は真直ぐに何メートルもある訳ではございません。お家によっては何か所も曲がり角がある場合もございます。特にマンション等曲がり角が多い傾向にあると考えられます。

そのような複雑に曲がっている排水管に、無理にワイヤーブラシを奥の方に入れていくと、どこかでひかかってしまい、ワイヤーブラシが取れなくなることがございます。これはプロの私共でもたまにございます。われわれが使用するのは、専門のワイヤーブラシですが、それでも無理に奥に入れすぎると、曲がり角が多すぎたり排水管の状況によっては、ひかかってしまいます。ワイヤーブラシがひかかると、これを取り除くのが凄く大変な時があるので、本当に無理をしないで下さい。最近ではワイヤーブラシが市販で販売されておりますが、このワイヤーブラシのような道具は、コツが必要です。われわれでも、使用する時は熟練の経験が必要となりますので、その点は注意して使用してください。お掃除には有効な道具と言えます。

 

 

その他にも、最近では私共専門業者が使用するような、詰まり除去の薬剤が市販されている事がございます。確かにこれらの薬剤は有効なのですが、取り扱いに慣れていないと、非常に危険です。基本的には劇物なので、このホームページではおススメしておりませんので、あえて説明はしておりません。これらの薬剤は、使用方法を間違えると逆に排水管を傷めるだけではなく、ご使用されたご自身にも悪影響が出ます。薬品自体がきついので、手荒れはもちろん、傷口に入りますとかなりの痛みを感じます。それと熱を持つ物もあり、使用方法を間違えるとこの熱で排水管を変形させてしまったり、飛び散った薬剤の溶けた水が変色させたりする場合もございます。ご紹介しているところもございますが、私共では危険ですので、ご紹介をいたしておりません。予めご了承ください。

 

 

○排水を詰まらせない為の対策方法(予防対策)

排水が詰まった時やそれが原因で排水が溢れたりすると、周りは汚してしまうし使用出来ないし・・・・ 出来ればあまり味わいたくないものですね。

排水の詰まりの予防対策には、まずは排水詰まりの原因になりやすい物を流さないことが大事です。それとこまめに出来る範囲をお掃除すると言う事も大事です。それとお掃除は手間もかかるし、少し面倒でもありますよね。だから出来るだけお掃除のしやすい環境を作るのも大切かもしれません。物をどかしてやっと排水口にたどり着くなど、お掃除する前に萎えてしまうような環境では、お掃除の頻度も下がってしまいそうなので、周り綺麗に整理すると言う事も、排水詰まりの予防にもつながります。

 

①事例から学ぶ排水詰まりの予防対策

一般的にどのような排水詰まりの事例があるのか知っておくのも、今後の排水の詰まり予防の一環になりますので、それらの事例と注意点をご紹介したいと思います。

 

・排水口のお掃除(洗濯排水)

特に洗濯機の排水口は、洗濯機でふさがれているケースが多くあります。このような場合は、どうにかして千九排水のお掃除が出来る環境を整える事が大切です。費用はかかりますが、洗濯パンをドラム式用に交換するのも一つです。これは専門業者にお願いしないといけませんが、洗濯機の下にある排水口がお掃除できるように、足の部分が高くなっている洗濯パンがございます。これを設置していれば、容易に排水口がお掃除できるので便利です。費用をかけずにする場合は、洗濯機の足の部分にブロックのような高さのある物を置いて、洗濯機事態の高さを上げます。そうすると洗濯パンと洗濯機の間に隙間が出来るので、排水口に手が届き排水口がお掃除できるようになります。高さは10㎝以上が望ましいと思います。

 

・排水口のお掃除(その他)

 

まずは基本ですね。排水口には汚れがどんどん溜まる部分なので、ここをまずはこまめにお掃除する事が大切です。排水口は目の前にありますし、毎日使う水廻りなので、普段から意識してお掃除するようにすれば、それほどストレスなく出来るかと思います。それと市販されている排水口に設置するゴミをキャッチするネットなどを被せるのも有効ですね。水に溶けてしまっている汚れは取れませんが、せめて汚れの固まりになる原因の、髪の毛や細かいゴミなどは、すべて取り除けるようにしておけば、それだけでも全然汚れ方が違います。

 

・お湯を流す。

これは台所で有効です。台所は唯一油が流れる場所です。油は水で流すよりお湯で流している方が落ちますので、洗い物や料理が終わった後に、バケツなどでお湯を一杯流しておくだけでも、予防に繋がると考えられます。お湯の中に洗剤を入れるのもいいかもしれませんね。台所は油が一番厄介ですので、毎日習慣として流すようにすれば、排水詰まりの予防になります。

 

・市販のパイプクリーナー

これは先程もご説明しました通りです。詰まった時に使用するのではなく、予防対策として使用する方法です。これらは台所以外でもお風呂や洗面化粧台でも有効です。ただし、置いておく時間はそれぞれの容器に記載されている時間を守りましょう。置き過ぎるとかえって良くない結果になる場合もございますので、くれぐれもこの点はご注意ください。使用頻度に関しましては、お家の排水事情により変わると思いますので、1カ月に1回は、使用出来れば良いと思われます。それとこれら市販の物の中で固形の物がございます。この固形の物は、水が溜まっている部分(排水口に溜まっている水)には、固形が溶けて留まるので有効ですが、排水管のように何メートルもあるような部分では、あまり効果が期待できませんので、排水管の汚れの予防と言う観点で考えますと、液体の方が有効と思われます。水の溜まっている排水口には固形でも十分だと思いますので、使い分けてみてはいかがでしょうか。

 

・専門業者による排水管清掃

費用はかかりますが、これが一番です。当然専門の道具を使用しますので、隅々まで排水管のお掃除が出来ると言う事と、排水の接続部分や何か問題がある場合でも、点検も出来てその悪い部分の補修も出来るので、とても有効です。専門業者による排水管清掃は、定期的にしていただくのが一番です。しかしお家によって汚れ方全然違いますので、10年に1度と言うお家もあれば、1~3年に一度される方もいらっしゃいます。

今まで一度も排水管清掃をされてなく、築10年以上経過しているお家であれば、一度はメンテナンスを兼ねてされることをおすすめします。その際の業際選びも大事でございます。なるべく経験豊富な専門業者にご依頼をされることをおすすめします。

それと、マンションの場合は定期的に年1~2回排水管清掃を行ているマンションがございます。だから安心。という訳ではございません。私どものご依頼でも、そんなマンションから排水管が詰まったと言うご依頼はたくさんいただきます。マンション全体の定期清掃は、1件に対してかけれる清掃の時間が少ないと言う事も、原因の一つと考えられます。それと排水管の構造の問題も考えられます。きっちりと排水管の清掃を行う場合は

状況にもよりますが、それなりに時間が必要な場合もございます。マンションの定期清掃の場合は、そもそもの単価が安いので、何件もスピーディーにこなさなくてはいけません。そうすると1件にかける時間はおのずと少なくなります。それとこれはマンションに限りませんが、排水管が複雑すぎると、いくら専門の機械でもそれ以上は進めません。このような場合は、どうしても清掃が行き届かなくなるケースも考えられます。

ですが、専門の排水管清掃は一番有効ですので、一度はお試しください。

 

 

以上5点ご紹介させていただきました。

これらを注意するだけで、普段の排水詰まりの予防対策にはつながると思います。まずは排水管にとって良くない物は流さない。それと定期的に出来る範囲でお掃除をすると言う事が凄く大事です。

上記以外にも、老朽化による排水管の破損や地盤沈下による、排水管の勾配が取れなくなったと言う事も、何十年と築年数が経てば起こります。特に排水管にも寿命がございます。このようなケースの場合は、素人ではどうしようも出来ませんので、迷わずに専門業者にご相談下さい。これら排水管の破損などの場合は、地中に汚水や雑排水が流れていきますので、早めに対処しなければ土が腐ったり悪臭の原因にもなり、余計に費用が掛かる場合もございます。このような場合を事前に知る事は、なかなか難しいので、専門業者に排水管清掃をご依頼されるときに、一緒にそれらの点検も出来るので、やはり大切なお家を維持するためにも一度はご依頼される事をお勧めします。

 

あとは何度も書いておりますが、お家で出来るお掃除をこまめにしていただき、普段から排水の流れ方など、どのようになっているか注意していただくことにより、予防や早めの対応が出来ます。

このページが皆様にとって、少しでもお役に立てれば幸いです。

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