この記事の監修
水廻りサポートセンター(株式会社レクト)
愛知・岐阜・三重・静岡の中部地方の水道トラブル修理・交換専門業者です。設立15年、累計施工10万件以上の実績と経験から水回りのお役立ち情報を発信しています。サービスの紹介はこちら
11月に入り寒くなったと思ったら、また暖かくなってきました。最近性根を入れ替えて仕事を頑張っております施工スタッフのMです。
本日は「水廻りの水漏れ要注意箇所」をお伝えしたくブログを書いております。先日お客様からの水漏れ修理依頼でお伺いさせていただいたお家ですが、止水栓で水漏れをしておりました。
止水栓とは水を止める物で、システムキッチンの蛇口の下や(扉の中)洗面化粧台の蛇口の下(これも扉の中)などにある物です。見た目は蛇口のような感じで、仕組みも蛇口と全く同じです。トイレのタンクの横や下にも同じものが付いております。
このような蛇口が、キッチンや洗面化粧台の扉を開けると付いております。キッチンの場合は隠れている事もあるのですが、これは床から立ち上がっているのでストレート止水栓と言いますが、壁に付いている物もあり、このようにハンドルが付いていない止水栓もあります。
この止水栓の水漏れが要注意です!
何故かと言いますと、これら止水栓は特にキッチンや洗面化粧台ですが、扉の中に隠れているので、水漏れをしても発見が特に遅れます。洗面化粧台の扉の中は、どのお家でも同じだと思いますが、掃除土具や洗剤やタオルなどたくさん入っていますよね。それらが止水栓を隠してしまい、水漏れをしていても気づかない事が本当によくあります。その為洗面化粧台の底板が、水を吸って傷んでしまい、止水栓の交換だけでなく洗面化粧台丸ごと交換する羽目になる事しばしばございます。
キッチンの扉の中も同じです。食料品やキッチン用品などが入っているので、その奥にある止水栓が水漏れしていても気づきにくく、さらに中は照明など当然ありませんので、暗く余計に水漏れをしていてもわかりにくくなっております。「シュー」と音が出るほど水漏れをしていれば、水漏れの発見もしやすいのですが、これら止水栓は普段は一切触りませんので、水が漏れる場合は、静かに水がつたうように漏れたり、少しづつポタポタ漏れる水漏れなので、まず音などでは分かりません。
トイレの止水栓も同様です。タンクの横や後ろの方に止水栓があり、トイレの照明はリビングなどの照明のように明るくありませんので、こちれも水漏れの発見が遅れるところです。「なんか便器の前の部分が濡れているなぁ」と思っても、実はそれは後ろから水が回ってきている事も良くあります。
これら扉の中に、さらに奥にあるような水廻りの設備は、気にして見ないと水漏れなどの異常を、普段の生活の中で発見する事はまず不可能です。ですのでこれから年末に向けて、大掃除などで扉の中の洗剤を久しぶりに出したら、水漏れでビジョビジョになっていた。と言う事になる前に、一度ご確認することをおすすめします。
良く分からない場合や、万が一異常があった場合は、水廻りサポートセンターにご相談下さい。
ちなみに上の画像は、当店で施工させていただきました現場写真です。
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